可愛すぎてついつい見たり触ったり、ほっぺにくっつけたりクンクンしたり(わたしだけでしょうか?笑)してしまうワンコの肉球。
ニャンコの肉球もめっちゃ可愛いんですけど!
もう、足跡マークとかのグッズ見るだけで癒されてしまいますが。
このかわいいぷにぷに肉球。
体温調節をする部分でもあることは有名ですが、ほかにも大切な役割があることをご存じですか?
肉球の役割
犬の肉球には、汗腺と動脈・静脈があります。ここで体温調節することは有名な話で、ほとんどの飼い主さんは知ってることと思います。
でも肉球はこれだけじゃないんです!
たくさんの神経も通っているので、肉球でどういうものなのかを判断しているんです。
触覚
たとえばワンコは寝るときに、毛布やタオル・クッションやベッドなどの上で寝ますよね。家の中でフカフカで気持ちよく眠れる場所をよく知っています。
肉球で、手触りを感じてるんですよ。
お散歩で、排水溝などの網状の場所を嫌う子もいますよね。パティが思いっきりそうでした。
平らではないので歩きにくいのか、熱かったり冷たかったりなのかはわかりませんが、触って嫌なところだから通らなかったりするんですね。
圧覚
聞きなれない言葉ですが、物の硬さを確認することです。
ぷにぷにされることですね!
地面が硬いのか・柔らかいのかも触覚と同じように感じます。
歩いたり・走ったり・ジャンプや着地など、肉球で骨や関節への衝撃を守っています。
温度感覚
犬の体で唯一汗腺がある肉球です。汗をかいて温度を下げたり滑り止めの役割もあります。
肉球には静脈と動脈の血管があるので、肉球を通して血液を温めたり冷ましたりして体温調節をしています。
リクがよく眠くなってくると肉球がとても温かくなります。もう人間の赤ちゃんみたいです! 笑
痛覚
肉球には神経もたくさん通っていますので、痛みももちろん感じます。
まして肉球は、人間にとって足というより靴の役割もあるので、ケガをしてしまうと大変です。
傷の治りはとても遅いです。
もしワンちゃんが肉球を失ってしまったら。
肉球によっていろいろな情報が伝わってきていたのになくなってしまったら、犬は歩くこともできません。
ケガや病気
肉球にはいろいろな感覚があるのですが、圧覚のように体重を支えて、着地のときの骨や関節などへの衝撃を和らげてくれるクッションの働きもあります。
あのぷにぷには、とても大切な役割を果たしているんですね!
そんな肉球ですが、暑い夏の日中にお散歩している飼い主さんがたまにいらっしゃいますが、土ならまだしもアスファルトや舗装された道を歩いたらどうなりますか?
わたしたち人間も裸足で歩いたら、火傷しませんか?
わんちゃんの肉球が傷んでしまっています。
ただでさえ我慢強い犬なので、とてもかわいそうです。
火傷も怖いですが、肉球に症状が出てしまう病気があります。
「犬ジステンパー」です。
(犬ジステンパーについてはこちらを読んでみてください)
犬ジステンパーは、酷くなると嘔吐や下痢・麻痺やけいれんなどの神経症状にも現れ、致死率の高い感染症です。
犬ジステンパーによって、鼻や肉球の皮膚の角質が硬くなってしまう症状が現れます。
肉球でバイタルチェックもできるので、いつもはどんな状態なのかを把握しておく必要がありますね。
肉球のお手入れ
肉球が愛犬にとって大切な役割を果たしていることがわかりましたか?
ネコちゃんの肉球も同じような役割を持っています。
高所からの着地でも足腰への負担を軽くしたり、抜き足差し足など足音を消したり。
顔を洗うしぐさも可愛いですよね!
毎日のお散歩で肉球自体は硬くなって強くなっていますが、それでも熱ければ火傷もしますし尖った物を踏めばケガをしてしまいます。
また、肉球周りの毛なんですが、けっこうすぐ伸びちゃいます。
こちらも月1くらいでカットしてあげてください。
カットはバリカンを使うと手軽で素早くできるので、わんちゃんへのストレスも軽減されます。
我が家のリクは、手(前足)の肉球周りの毛を切るのが好きではなく、かなり嫌がるのでいつも中途半端です…
毛で肉球が覆われてしまうと、特に室内犬でフローリングがあるご家庭では滑りやすく、ケガの原因にもなってしまうので早めにケアをしてあげてください。
また、寒い冬など乾燥した季節ではカサカサになってしまったりひび割れにもなってしまいます。
室内犬は特に肉球がかさつくので、保湿クリームなどでケアが必要です。
その季節に合った肉球ケアが必要ですね。
ホームセンターやネットでも肉球クリームなど豊富にありますよ。
まとめ
雪道で犬ぞりを引くワンちゃんもいますし、ご先祖様は狩猟犬だったはずなのに、抜き足差し足できず普通にトコトコ…ドタドタ来る子もいますよね 笑。
そんな可愛すぎる肉球には、わんこにとってとても大切な役割を持っています。
毎日のお散歩で、硬くはなっていますが怪我をすると治りも遅く、わんこにはストレスです。
肉球を失ってしまったら、歩くことさえままならなくなります。
・乾燥する季節には保湿クリームなど
・毛が伸びてきたらカットするなど
肉球にもケアが大切です!
大切なわんこの愛してやまない肉球を、いつまでも元気でいてくれるようケアしていきましょうね!
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