毎年4月から狂犬病の予防接種が始まります。
狂犬病。
わたしたち人間や猫も、
というか哺乳類も確か狂犬病を発症すると聞いたことがあります。
発症すると命まで奪われてしまうとても怖い狂犬病。
今回は、大切な家族であるペットを守るためにもとても怖い狂犬病を調べてみました。
狂犬病はどんな病気?
わたしが子どもの頃には、野良犬がけっこういました。
わたし自身、物心つく頃にはすでに犬猫と一緒に暮らしていたので野良犬は全く怖くはなかったのですが、
友だちから「野良犬に噛まれた」という言葉をよく聞きました。
その頃だと狂犬病の予防接種をキチンと受けているわんこは何割だったのでしょうか。
もちろん野良犬は受けてないですよね。
ところで、狂犬病はどのような症状なんでしょうか。
犬 → 攻撃的な性格になり、興奮状態になる。
全身麻痺状態になり、歩行不能
涎を垂らし、昏睡状態になり死亡する。
人間→ 発熱や食欲不振、不安感や興奮状態
幻覚を見たり、精神混乱そして昏睡
呼吸障害になり、死亡する。
自分を含め、大切な家族がこのような症状になり
最終的には苦しんで亡くなってしまうという恐ろしい病気です。

病気になって苦しむのはイヤだよ‥
発症前に、引っ掻いたり傷口を舐めたりするとウイルスが体内に入ってしまうので、
自分だけではなく相手も狂犬病になってしまいます。
『「狂犬病予防法」(昭和25年法律第247号)に基づき、生後3ヶ月以上の犬の所有者は、その犬を所有してから1ヶ月以内に市町村に犬の登録をし、鑑札の交付。狂犬病の予防注射を受けさせ、注射済票の交付を受けなければなりません。また、交付された鑑札と注射済票は、必ず犬に付けなければなりません。』
ということが厚生労働省のHPに書いてあります。
何年もかかって、努力して、日本では狂犬病は50年以上発症していません。
これは世界でも希少です。
ですが、上にも書きましたが全哺乳類は狂犬病を発症する可能性があります。
では、どうしたら狂犬病にならないようにするのか。
予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
予防接種のメリット
我が家のワンちゃんズも、毎年4月に狂犬病の予防接種をしています。

ボクも予防接種を受けているよ!

チックンは大嫌いだけど‥
これは、自分の大切な家族を守るだけではなく
他の人の大切な家族を守ることになります。
とても大事なことですよね。
狂犬病は犬だけではなく、猫・キツネやコウモリも狂犬病にかかってしまうようです。
田舎の方では今でも夕方になるとコウモリが空を飛んでたりします。
キツネや上の図にあるアライグマも山が近くにある場所には出没すると思います。
全ての哺乳類が狂犬病に感染するそうです。
野生の動物は、当たり前ですが狂犬病の予防接種を受けてはいません。
割とわたしたちの生活のそばに危険があると思われます。
怖いですね‥
実は先日、リクのお散歩中に側溝の中のアライグマ?と目が合いました。
山から降りてきて、車や人間が通るので隠れていたのかな?と思います。
もしかしたら、その場所の近所の家で飼われていたのかもしれません。
とてもびっくりした出来事でした。
一瞬でした。
でも怖いということは思わなかったです。ただ「え?アライグマ??」って感じでした。
たまたま通りがかったご近所さんにこのことを伝えましたが、あまり大ごとにしてはさらに危険になるかもということで、通報などはしませんでした。
お散歩中のアライグマだったのかもしれません。
‥ずっと気にはなっていますが‥

ぜんぜん気づかなかったよ‥
そんな感じで、うちは田舎なので
ニュースになるほどではないですが、わんこやにゃんこ以外にもお散歩中に出会います。
サルやモモンガも家で飼っている人がいるくらいですからね。
全ての哺乳類が感染してしまう恐ろしい病気である「狂犬病」
ドッグランなどの施設でも、接種記録を提示するというルールがある場合があります。
これは自分だけではなく、その施設を同時に利用している他の方たちを守るためでもあります。とても大切なことですよね。
まとめ
毎年9月28日は、世界狂犬病デーです。

Screenshot
狂犬病自体は、日本では発症していません。
が、渡航先で狂犬病に感染し
帰国後に亡くなる方はいらっしゃるようです。
「狂犬病」と、よく聞く言葉ですが
そこまで身近ではない病気のようで、実はとても身近な病気です。
予防接種をすれば防げる病気です。
他の家の大切な家族のことも、予防接種によって守ることができます。
予防接種を受けると、各自治体に大切な家族を登録してもらえます。
毎年のことですし、接種の料金もそこまで高くありません。
2025年にリクが受けた狂犬病の予防接種の料金は3500円でした。
これには自治体への登録料も含まれています。
自分たちの大切な家族だけではなく、他の家の大切な家族も守ることができる
狂犬病の予防接種を、ぜひ毎年受けてくださいね。
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