繰り返す犬の膵炎!命に関わる怖い病気を見逃さないで!リクの場合

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忘れられない2022年7月31日。明け方からその日の夜も一晩中リクは嘔吐していました。
お水をとにかく欲しがり、でもそれさえも嘔吐。
食べれば吐き、飲んでも吐き。
目はしっかりしてる。吠えるし、めっちゃ辛そうかというとそこまでではないような。
でも異常に嘔吐。
その日は日曜日ということもあり、翌日8月1日の朝に受診。

ただ、どうしても怖くて病院へは留守電にメッセージを入れました。

 

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受診してみると‥

 

 

「とりあえず検査するので、夕方までお預かりします。」

 

リクを預けて一旦帰宅しました。

診察時間のギリギリに来てくださいってことでした。

それまでがとても不安でした。

 

 

 

 

結果は、膵炎。

そして、肝不全・腎不全・かなりの脱水。
特に膵炎の値は、病院では振り切ってて測りきれない、と。

 

「このまま3日間入院して、ステロイド注射をしていきます。
膵炎はとにかく怖い病気で、原因はわからない。膵炎に効くお薬はないのだけど、新しく出たステロイドを3日間注射して回復を見ます。残念ながら亡くなる子も多いです。」

 

そう言われました。

 

入院中の3日間。毎日お見舞いに行きました。
ネコちゃん病棟にいるリクはおとなしく、わたしたちの顔を見ると寄っては来るけど、
帰れないと察すると自分から離れていきました。
入院する前よりすごく辛そうで‥

 

当時12歳のリクはシニアというより老犬で、
入院のストレスより自宅での療養が良いという先生の判断で3日目に退院しました。

「とにかく食べさせてください!」

ということで、わたしとミラクルの看病が始まりました。

 

怖い膵炎の経過(リクの場合)

 

発症から4日目(8月3日)
帰宅後すぐ水を飲む
オシッコをしました。
20:30 ささみと缶詰のペーストをシリンジで
1本分以上食べる(2.5ml)
22:30 黄色の液体を吐く
23:40 シリンジで6ml水を飲む 黄色の嘔吐物が少しあった
24:20 シリンジで6ml水を飲む
オシッコ出た!
4:45 シリンジで4.5ml水を飲む
4:55 シリンジでささみと缶詰のペーストを3.5ml食べる
うんちなし

 

5日目(8月4日)
病院で点滴と注射(吐き気どめ)
水とササミペーストをシリンジであげるけど、全部嘔吐

 

6日目(8月5日)
病院で点滴と注射(吐き気どめ)
日中嘔吐がなかったけど、夜から翌日朝までかなり嘔吐

 

7日目(8月6日)
病院で点滴と注射(吐き気どめ)
この日はずっとわたしにくっついてきてた
夜遅く、顔や体を撫でているとそのまま倒れ込むように…寝た⁉️
このまま逝ってしまうんじゃないかと、めっちゃ泣きました。
すごく不安で、夜中に大泣き。

 

8日目(8月7日)
日曜日で病院がお休み

嘔吐が少しある
この日まで相変わらず水も食事も摂りたがらないs
食べ物を口に持っていっても顔を背ける。
大好きなきゅうりを食べたがらない
食いしん坊のリクが‥泣

 

9日目(8月8日)
午前中に診察と点滴、吐き気どめ注射
病院に着くと吠える 10日ぶりの声 →わたし病院でうるうる
帰宅後から何となく元気。
水を自分で飲み、何か欲しそうなのでササミを茹でた汁でカリカリをふやかして一粒ずつあげると食べる この日から、自分で水もご飯も食べる
夜にこれも10日ぶりのうんち 真っ黒うんち

 

10日目(8月9日)
ササミ汁でふやかしたカリカリを20グラムほどふやかす→完食

 

11日目(8月10日)
同じくササミ汁でふやかしたカリカリを40グラム→完食
ちょっとだけお散歩へ 少し歩いてちょっとだけうんちしました

 

12日目(8月11日)
午前中に病院で診察。買ってきたカリカリが試供品のものと違うことを知るが、混ぜてあげたら食べる。
ヤギミルクでふやかしたカリカリを50グラム→完食
主治医の指示で、2週間ほどかけて適正体重のグラム数のカリカリへ少しずつ増やしながらふやかして与えていく。

 

13日目(8月12日)
ヤギミルクでふやかしたカリカリを50グラム→完食
かなり食欲が出てきてるけど、ぶり返すのは良くないのでガマンガマン

 

14日目(8月13日)
朝はササミ汁、夕はヤギミルクでふやかしたカリカリを計50グラム→完食

 

ここから少しずつだけど適正体重分のカリカリ100グラムに向かって1日3回ふやかしてあげていき、2ヶ月後にはふやかさずに食べれるようになりました。

体調も良い感じで、このまま維持できるといいなぁと思っていましたが‥

 

 

2023年1月14日
2日前に受診したばかり(持病の)だったのですが、夜中から下痢を繰り返していて、
朝起きたらトイレシートが!
うんちを確認すると、少しオレンジがかっていました。
ただ、もしかしたらお腹が冷えたのか。
胃腸炎かも?と様子を見ていたら晩ごはん後に嘔吐。でも食欲はある。

 

2日目(1月15日)
やはり夜中下痢。粘着してる感じのうんち。色は変わらずオレンジっぽい
下痢なので朝ごはんをやめてみたら、胃液を嘔吐
お昼ごはんからふやかしたご飯を少し少なめにしました。
晩ごはんを夜に嘔吐。なんとなく元気ない感じ。
夜中に主治医に連絡しましたが、不在で留守電に入電。
「もし膵炎だとしたら、もしかしたら明日の朝だと間に合わないのでしょうか‥」と。

 

3日目(1月16日)
朝、ふやかしたご飯を少しだけ食べました。
うんちは昨日より赤みが増してる。
受診すると前回と同じで
「とりあえずお預かりします。膵炎か胃腸炎か。いろいろ検査してみて夕方に説明します。」
この日は仕事のため、ミラクルに頼みました。

 

 

ミラクルより、
膵炎検査はやはり陽性。でも他の内蔵は異常ない感じで。嘔吐があるから少し脱水だけど前回より全然良いって言ってた。「膵炎の疑い」っていうのが診断結果だって。」

 

ただ、血液検査の数値があまり悪くないので、今回は入院せず3日間のステロイド投与のために明日と明後日は受診するよう言われたそうです。

 

食欲はあるけど、普通の半量でふやかしてあげるように指示されたので、
1日50グラムを3回に分けてあげました。

 

リクは足りなさそうな感じだけど、それは前回よりは元気な証拠。

 

4・5日目(1月16日・17日)
通院してステロイドと吐き気どめ、補液をしました💉
うんちは出ていない嘔吐もない。でも食欲はある!
17日の夜からお薬を服用。吠える声も元気な感じ。
ただとにかく不安そうで、わたしやミラクルの後をつけ回す 笑笑

 

6・7日目(1月18日・19日)
朝晩のお薬と、いつもの半量のカリカリをふやかして食べてます。
朝はヤギミルク風味。昼は缶詰4分の1くらい。夜は普通にふやかす。
これを数日続ける。
うんちは出ていない

 

8・9日目(1月20日・21日)
お薬とご飯は変わらずですが、
少し柔らかいけど普通の色のうんちが出ました
ちょっと泣けました 笑

ただとにかく不安なのか、ストーカーは変わらず。

 

10日目(1月22日)
晴れて暖かい日中はベランダに出たりしていましたが、寒いので家でぬくぬく。
うんちは待ってましたが出ませんでした。
嘔吐もないし、食欲もある
そして誰かにべったり。ぶーぶー文句も言ってる 笑笑

 

11日目(1月23日)
待ってたうんちが出ました
色も硬さも良いうんちでした。めっちゃ褒めました!
この日は受診日。
「お薬は終了。ご飯も戻していって良いですよ。」

 

ということで、少しずつですが回復していきました。

 

今回の膵炎は軽めと言ったらいけないかもですが、ダメージも少なく済みました。

 

先生の家も当時16歳になるダックスがいて、
昨年の1月に膵炎になったそうです。そこからで2ヶ月に1度くらいのペースで膵炎発症してるそうで、リクはまだ良いほうだと言われました。

 

リクの膵炎 その後

 

膵炎

簡単に説明すると、胃で消化しきれない食物を十二指腸で消化。
その際、膵臓で作られている膵液で分解
その膵液が何らかの原因で十二指腸に送ることができず、
でも膵臓では膵液を作り続けているので、
膵臓自体を溶かしていくという、めっちゃ威力のある膵液

 

一度膵炎になると、食べ物は気をつけないといけません

消化の良い療養食。
リクは病院で教えてもらった「ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪」を食べています。

あとは歯応えのある大好きな野菜を食べやすい大きさに切って食べています。
前は割と大きなものをガリガリ食べていました。

 

でも、大好きな果物は食べていません。
糖分はあまり良くないそうなので、
大好きないちごは食べていません‥

 

膵炎に効くお薬はまだないそうです。

ただ新薬のステロイドを3日間投与することで、効果がみられるということです。

 

それでも虹の橋を渡ってしまう子も…

 

 

人間でも、膵臓の病気は見つけにくいと聞きます。
見つかったとしても、その時はかなり進行しているとか‥

 

ペットの病気はとても、とっても怖いです。

どの病気も怖いです‥

 

膵炎に唯一効いてくれる新薬のステロイド

とても高価ですが、家族の命には変えられません。

 

膵炎は原因がちゃんとわかっていないそうなので、
お薬の開発もまだまだなので、防ぐのは難しいです。

 

 

ちょっとぽっちゃりしているからといって なるわけでもなく、
食事を気をつけているからといって ならないわけでもなく‥

 

どんな病気でも、わんこの様子を見ていつもよりちょっとおかしいかな?と思ったら、
命に関わる前に受診してくださいね。

 

2025年7月現在、リク15歳相変わらずのお坊っちゃま犬 笑

 

わたしたちの言葉はめっちゃ理解してくれているのに、

わんこの言葉を全部わかってあげられない‥

 

 

 

 

 

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