パティは現在14歳~16歳の老犬パピヨンです。
食も細く、たまに食べるのを忘れているんじゃ?っていうくらいです。
毎日ちゃんとご飯を食べてくれるとすごくうれしいですよね!
ただ、食べても嘔吐してしまったり、なかなか体内で吸収されてないように思います。
そのためにすごく大切なのが「ゲップ」です!
わたしが試行錯誤してきた老犬パティの食事で、おススメな方法をお教えします!
通常食をふやかす
パティは、うちに来た7年前にはすでに歯がかなり悪かったです。
うちの父も悪いのですが、食べ物って大切ですよね。
歯が痛くて食べられない…
うちに来て、数か月後に去勢手術をしました。そのときに歯の治療をいっしょにしたのですが、半分くらいはダメでした…
食べにくいだろうと、半生タイプのフードをあげたのですが気に入らず、普通のカリカリをあげてました。たぶん丸飲みしていましたよ…
歯磨きを嫌がるので、状態は悪くなるばかりで。とうとう歯周病になってしまいました。
歯周病になったパティは、口をあけるのも痛いらしく食事を摂らなくなりました。
病院で抗生剤をもらい、好きな味のスープに混ぜシリンジであげ続けました。おかげで、現在も薬に頼りながらですが元気に食事をしています。
ただ、現在はもうカリカリを食べることはできません。
カリカリをお湯でふやかし、ミキサーでスープ状にしてあげています。
ペーストだと歯にくっついて、食べにくいのと歯周病悪化につながるので、スープ状がパティにとってもラクなのです。
嘔吐しやすい
カリカリを食べたりすると、すぐ嘔吐するようになりました。
カリカリをふやかしてスープ状にしたものは食べますが、やはりどうしても嘔吐してしまいます。
ご飯は美味しいけど、どうしても吐いちゃう
何度トライしても食後に嘔吐してしまう。
ただ体調は悪くなさそう。
嘔吐を繰り返すと、やはりパティ自身も気持ち悪いのか食事を喜んでくれなくなりました。
そこで、ささ身を茹でてペースト状にしたものを加えるようにしました。
市販でもビーフ味やささ身味、野菜味など出ていますよね!
少し風味を変えると、また興味を持ってくれるようになります。
また、「ヤギミルク」を知っていますか?
人間にも良いみたいですが、ミルク好きな子にはとても良いです。
子犬や老犬、食欲がないときや病気の子にもおススメです。
ヤギミルクにはたんぱく質・糖質・ミネラルなど栄養が豊富で、しかも低カロリー。
消化もよいのでヤギミルクで腹痛になることもないです。
水をあまり飲まない子でもヤギミルクなら、大好きなミルク味ですしわんちゃんだけではなくねこちゃんやうさぎなどの小動物にも与えることができます!
そしてヤギミルクには、歯周病予防にも効果的なものもあります!
歯周病予防に効果的ということは、歯が汚れにくいということなのです!
パティのように歯磨ききらいな子にはぜひ飲んでもらいたいです!
続けることで歯周病予防にはなるので、歯痛になりにくいとは思いますが嘔吐はどうしてもしてしまいます。
大切なゲップ
スープ状のフードを舐めて飲んでるパティ。
なんとなく空気をいっしょに飲んでるようなごぽごぽした音をよくさせています。
すぐお腹がいっぱいになるよ
赤ちゃんがおっぱいを飲んだあと必ずゲップさせるのは、飲んだミルクを吐いてしまうからですよね!
それになかなか気づかなかったわたし…
パティもそうかも!と思い、食事のあとは必ず腰というか横っ腹というか、そのあたりをポンポンするようにしました。
そしたらまぁやっぱり!立派なゲップを毎回するようになりました。
ゲップをちゃんとさせると、嘔吐もしなくなったのです!
しかもほんと、小さな体に似合わないくらい立派なゲップ!
でもそのゲップがとても嬉しくて♬
しっかり食べる→大きなゲップ→立派なうん〇
これも健康のバロメーターですよね。
最近のパティは、いつもほとんどを寝て過ごしますが、お腹がすくと部屋をウロウロするようになりました。
器にスープ状のフードを入れて口元に持っていくと、必ずペロペロ食事を始めます。
白内障でもう目がほとんど見えないので、口元に持っていかないと食べられないんです…
それでも、ちゃんと自分の口で栄養を体に入れているので、この介助は不可欠です。
まとめ
毎日のご飯が美味しいよ!
老犬の食事は、とにかく体に少しでも多く栄養を吸収してもらいたいですよね。
カリカリが食べられなくなり、半生もペーストもダメになり、スープ状にしたものを食べるようになります。
そうするとどうしても空気をいっしょに飲み込んでしまいます。
食後に嘔吐させないように、軽く体をポンポンしゲップを促します。
歯が悪いとどうしても食べることをやめてしまいます。
予防には毎日の歯磨きが必須ですが、どうしても嫌う子もいます。
わんちゃんの負担を少しでも軽くしてあげたいので、ヤギミルクをおススメします!
ストレスを与えず、口内にも優しいヤギミルクですが、甘えさせるばかりはダメですよ!
いつまでも元気でそばにいて欲しいから、楽しく介護していきましょうね!
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