実母の取扱説明書はどこにある?理想通りにはいかない三世代同居の実態

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当時、わたしの家から車で50分くらいのところに、母が一人暮らしをしていました。

母はその時70代後半。

 

頭もしっかりしているし元気なのですが、近所に住んでいる同じ歳のお友だちが室内で転んだり、ちょっとした段差のところで転んで骨を折って入院したり、と

それを目の当たりにしていたせいかすごく不安がり。

 

そこでいずれは同居しようと思っていたので予定を早めて物件探しを半年以上し、

ミラクルと何件か内覧をしていました。

 

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三世代同居の条件

 

条件としては、

3部屋以上

ワンフロアー

防犯のため2階以上

エレベーター完備

バリアフリー

ぺット可

駐車場2台

わたしとミラクルの通勤圏内(車で20分内)

 

この条件を満たした物件をさがしていました。

 

3部屋以上だと、戸建て物件は結構あるのですが、

ワンフロアーの戸建て・マンションはなかなかなく。

 

あったとしてもめっちゃお高い家賃のめちゃめちゃそびえ立つ高級マンションだったり‥

(それだったら購入の方が良いと)

 

ワンフロアーにこだわったのは、戸建てだと1階はリビングとあれば1部屋。

足腰の悪い母は2階に上がるのが大変だし、

わたしたちが2階にいることが多くなってしまうのではないか。

 

そうすると目が届かない。

 

 

リクは階段を使えないので、抱っこでいちいち移動しなくてはならない など。

 

 

わたしの条件が厳しいのはわかっていましたが、

なんとか合う物件に巡り合いたいと思っていました。

 

 

ある不動産屋さんから、

「3部屋の物件は今はなかなかなく、あったとしても多くはリノベーションして

3DKを2LDKにしてます。

広さのある物件ならLとDで仕切りをしてお部屋を作ってはどうですか?」

という斬新な案をいただき、

 

築10年のめっちゃ綺麗なアパートを紹介していただきました。

 

今のお部屋って、キッチンもお風呂もめっちゃ綺麗で

使い勝手も良さそうなんですね!

 

うちは80代・50代・20代のガールズ(笑)なので、

洗面やお風呂が広くて綺麗なのはとても嬉しくて。

 

 

決めた物件は、何よりお風呂がめっちゃ広く

そして全室バリヤフリー。段差がありません。

母が室内で転倒する心配がかなり減って、安心です。

 

さて、素敵なお部屋を借りることができて、

引越ししてきました。

 

新生活のスタート!

 

 

 

我が家の場合のメリット

 

 

3世代同居には、それぞれのメリットがあります。

 

母は、

・一人暮らしでは寂しさや不安などがあったが、同居人がいることによって寂しさや不安はなくなる

怪我や事故などの発見が早くなる

・シャワーで済ませていたが、入浴できる

 

わたしは、

・実家に行かなくても良くなる。

・離れている母のことを心配しなくても良い

家事を手伝ってもらえる

リクのことを見ていてくれる

 

ミラクルは、

・綺麗な家に住める

自分の部屋が持てる

車を購入できる

 

など、他にもあるかもしれません。

 

 

3人での暮らし。デメリットもあるかもですが、とても楽しみにしていました。

 

 

母との衝突!尖った性格

 

母はけっこう激しい性格をしています。

まぁわがままなんですよ。これは本人も自覚しています。

 

普段はぜんぜん普通なんです。

 

 

同居開始後2ヶ月で大きな癇癪が3回ありました。

 

 

「出ていく!」

「同居なんてするんじゃなかった」

「帰りたい」

「死にたい」

 

その度に何時間も話し合いをしました。

 

 

最初の2回は母とわたしの2人の話し合いで、まぁなんとか落ち着きました。

 

が、3回目の癇癪。

 

いつも通り「出ていく」って感じで叫んでいて。

でもわたしももう諦めてて。

 

相手にせず、

「病院や警察から連絡来るんだろうなぁ」とかそんなことを考えていたら、

 

「部屋にある薬を全部飲んでやる!」

って叫び始めたので、これは止めないとと思い、

 

 

見えるお薬は取り上げ、手に持っているものも奪い

お薬の入っている引き出しごと取り上げました。

 

 

が、母も負けてなくて。

「それだけが薬じゃないわ!」と、なぜか隠し持っていたお薬を出し始め。

 

仕方ないので、ちょっと力ずくで、手に持っている薬を母を押さえつけながら奪い

 

 

それに激怒した母がわたしを往復ビンタ、

 

胸を蹴られ‥

 

 

とにかく壮絶な母娘でした。

 

 

 

部屋に戻ってたくさん泣きました。

 

 

物理的な暴力もですが、精神的な暴力で何かが切れたというか。

 

この同居はメリットがあったのに。

 

 

癇癪中の母は聞かん坊のわがままな子ども。

 

でもあんな風に泣かれたら、可哀想でもあります。

 

 

母に対しての何かを諦めたというか。

 

でも母にとっては馴染みのない土地で、お友だちや知り合いも居ない。

寂しいし心細いし不安だろうし。

出かけるのが好きな母が、引きこもるようになり。

 

 

お散歩に出かけるだけでも違うのに、

「お散歩はできない!目的もなく出かけられない!」の一点張り。

 

途方に暮れました‥

 

 

母の取扱説明書は?

 

 

わたしのお休みの日を狙ってか、癇癪はいつも仕事が休みの日。

できれば一人で寝てたい、好きなことをしていたいって思うのに

何もできず。

 

 

3回目の癇癪の翌日、仲間のいる美容室に行きました。

 

泣いてしまいそうでしたが、少し話ができて気持ちが軽くなってきた時

前日の大きな事件を話しました。

 

仲間の助言で、わたしは地域包括センター相談員さんに母のことを相談しました。

 

もっと早く相談すればよかったと思いました。

 

 

地域でサークル活動しているグループを教えてくださったり、

そういう場所が近くにあることも教えてくださいました。

 

さらに、介護認定もしてみたらどうかと。

 

母の性格や趣味、一人暮らしの時の生活など

わたしが知っている範囲ですが、そこで相談させていただきました。

 

 

全部を吐き出すことができ、自分の中で

もっとキラキラして輝いてた、楽しそうな母に戻ってほしい

と思いました。

 

 

そうなんです。

 

 

母はわたしみたいに引きこもりではなく、出かけるのが大好きなんです!

それにしても知らなかったけど、高齢者が利用できるサービスって多いんですね!

 

地域によってだとは思いますが、親のことで悩んでいたら地域の包括センターにぜひ相談してみてください。

 

地域のサークルなども結構あるし、地域の行事などにも参加できたりします。

 

 

そういえば、わたしの祖母もグランドゴルフ?の選手になって試合に出たって聞いたりしました。

そういうのも地域のサークルだったんじゃないかな?

 

 

母は運動はダメそうですが、 笑

ちょっとした体操はやりたがってるし

折り紙とか何か作ったりするのも好きそう

 

 

引っ越し前は要介護はなくても、地域支援でデイサービスにも参加できるそうで、

週に1回ですが「幼稚園に行ってくる」と言いながら楽しそうに出かけていました。

 

今現在、83歳の母は要介護1

週3回のデイサービスを利用しています。

 

もっと行かせてあげたいんですけどね‥   

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