
今回は、リクの持病である膵炎のことをお話ししますね。
リクの主治医から聞いた話では、
膵臓で作られる膵液は十二指腸に送られ、食べ物の消化を助ける働きがあるそうです。
特に脂肪分の多い食事は膵臓に負担がかかりやすく、
膵炎を経験した犬では炎症が再び起きてしまうことがあるため、
少量でも与えないようにと言われました。
私は「ほんの一口くらい大丈夫だ」と思ってしまいがちだけれど、膵炎のある犬にとってはそれが大きな負担になる」と聞いて、食べ物には本当に気をつけようと思いました。
人で言うと、弱っている胃に脂っこい食事を急に入れるようなものだと考え、これは本当に気をつけなければいけないと思いました。
※症状や食事内容については、必ずかかりつけの獣医師に相談してください。
膵炎の犬に与えて良い野菜・控えたい野菜

リクは果物が大好きで、特にいちごには目がありませんでした。
ほんの少しあげるだけで、とても嬉しそうにしていたのを覚えています。
しかし膵炎を経験してからは、
主治医から「果物であっても、糖分は消化の負担になるため与えないように」と説明を受け、
それ以降は一口も食べさせていません。
リクは野菜の硬い部分が好きなので、
今はきゅうりや白菜の白いところ、キャベツの芯などを、
調理するときに少量だけ与えています。
もちろん、主治医に相談したうえで、
消化に負担がかからない量に気をつけています。
ただ、次女のミラクルもまったく同じものが大好きなので、
キッチンではふたりで取り合いになることもあり、思わず笑ってしまう場面もあります。
野菜であっても、
すべてが膵炎の犬に向いているわけではありません。
繊維が多すぎるものや、量が多いと、
消化の負担になることもあるそうです。
我が家では、必ず少量にして様子を見るようにしています。
芋類は、今は与えるのをやめています。
特にさつまいもは糖分が多いと聞いていたため、
膵炎を経験してからはあげられなくなりました。
他の芋類についても、
野菜の中では甘みが強い印象があり、
わが家では念のため避けるようにしています。
甘みのある野菜は、犬にとっては糖分が多くなりがちで、
膵臓に負担がかかることがあるそうです。
特に膵炎のある犬では、
「少量でも控えたほうがいい」と言われることがあるようです。
犬のごはん 昔と今
60代、70代、またそれ以上の世代では、
昔は味噌汁ご飯などを犬に与えていた家庭も多かったと思います。
当時は日本犬や雑種が多く、
それが当たり前だった時代でもありました。
わたしが子どもの頃には、少しずつ洋犬を見かけるようになり、
わが家にもヨークシャテリアがいました。
夕飯の残り物や味噌汁ご飯を食べていたせいか、
体がとても大きくなったのを覚えています 笑
ただ、今は状況が大きく変わっています。
ドッグフードは年々改良され、
犬種や年齢、病気に合わせたものが選べるようになりました。
そのため、人の食べ物を与えなくても、
犬に必要な栄養はきちんと摂れる時代になっています。
それでも、
「少しなら大丈夫」と思って、
朝食のヨーグルトやバナナを与えてしまうこともあります。
ですが、膵炎などの持病がある犬では、
こうした“少しだけ”が負担になることもあると知り、
今はとても慎重になりました。
家族内での食い違い

同居の家族も同じ意識でいないと、思わぬ事故にもつながります。
例えば自分の或いは配偶者の両親と同居されている方もいらっしゃると思います。
高齢になると、だんだん頑固になると聞くことがあります。
実際に、以前なら理解できていたことが、
今はうまく伝わらないと感じる場面も増えました。
「人を変えたいなら、まず自分から変わる」という言葉を思い出し、
無理に分かってもらおうとするのではなく、
自分が追い詰められない程度に伝え方ややり方を変える必要があるのかもしれないと考えるようになりました。
正解が分からないまま悩むこともありますが、
少なくともひとりで抱え込まないことは大切だと感じています。
とても可愛がってくれているからこそ、
体にとって毒になる可能性のあるものだけは、
どうしても与えてほしくありませんでした。
ここだけは、どんなに気まずくなっても譲れない部分でした。
ただどうしても、家族間で言い合いのあったあとは空気が重くなってしまいます。
そういう雰囲気も、犬は敏感に感じ取ってしまう気がして、
できるだけ普段どおりに声をかけるようにしていました。
やり方としては、
サラダを作るときにキャベツの芯をあらかじめ小さく切り、
犬用の器に用意して渡すようにしました。
「これを欲しがったら、これをあげてね」と伝えることで、
何をあげていいのかが分かりやすくなったように思います。
お座りをしてこちらを見ている姿があまりに可愛くて、
つい可哀想に思い、
自分が食べているものを少しだけ与えてしまうことがあります。
けれど、食事制限のある犬にとっては、
その「少し」が体にとって毒になることもあります。
可愛くて、大切な存在だからこそ、
「なんでも食べていい」という考え方は違うのだと、
今は強く感じています。
「少しならいいかな」が積み重なると、
拾い食いをしてもいい、と犬が覚えてしまうこともあります。
それは、犬の命を守るうえでも、決して良いことではありません。
しつけというと厳しく聞こえるかもしれませんが、
犬の安全を守るためには、
ダメなものはダメ、と線を引くことも必要だと思いました。
それは愛情がないからではなく、
守るための厳しさなのだと、今は感じています。
大切な家族だからこそ

わたしたちが食事をするときは、
リクも一応いっしょにご飯を食べ始めます。
でも、食いしん坊なせいか食べるのがとても早く、
そのあとはこちらをお座りして見つめながら、
クンクン、ぶーぶーと音を出して欲しがります。
その姿があまりに可愛くて、
つい可哀想になってしまうのですが、
そこはやはり、お互いに我慢しないといけないのだと思っています。
リクはこれまでに膵炎の発作を2度起こしましたが、
今は比較的落ち着いた状態が続いています。
療養食のごはんやおやつを、
きちんと食べてくれているおかげもあるのかな、と感じています。
それでも、どんなに気をつけていても
発作を起こしてしまう子がいることも知りました。
だからこそ、油断せずに向き合っていきたいと思っています。
可愛いからあげない、
大切だからこそ我慢する。
それも、愛情のひとつなのだと思います。


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